一般の皆さまへ
防災対策で未然に防ぐ
保険は起こってしまった事故・災害の補償をしてくれますが、現実には保険の世話にならないに越したことはありません。
防災対策を行っておくことで、未然に防げたり、最小限の被害にとどめることも可能です。
自動車事故
- 運転の前に自分で出来る範囲内の車両点検をする。
- 運転中にイライラしたり、狂暴、横柄な運転はしないと、強く自己規制する。
- 常に歩行者優先の優しさを持つ。
- 走行中は、安全確認、安全操作を省略しない。
- 運転の基本を守る。
- 車間距離を十分にとる。
- スピード違反、無理な追い越し、一時停止違反等をしない。
- 飲酒運転は絶対にしない。
- 長距離単独運転の場合は、疲労で事故を起こさないように定期的に休憩をとる。
- 濡れた路面、雪道、凍結した道路での車の動きを理解し、安全運転を心掛ける。
- 乳児や幼児には必ずチャイルド・シートを装着する。
- 運転者、同乗者の全員がシートベルトを締める習慣をつける
火災・爆発
- 調理用コンロは、ガス・電気を問わず、就寝時と外出時には必ず確認し、元栓やスイッチを切る習慣をつける
- コンロの周囲は常に清潔を保ち、周囲のタイル、ステンレス、木部分等に油汚れがついたまま放置したり、油が染みついたボロ布を放置しない。
- 天ぷらなどを揚げているときに、電話や来客があったら必ず火を消して応対する。 電話や来客があり、これに応対している間に過熱して炎上するケースが多い。
- プロパンガスの栓締め不完全や元栓締め忘れがないか確認する。
- 風呂の空焚きによる火災に注意する。
- 警報機などを設置する。
- 暖房使用時は、石油ストーブに点火したまま給油しない。
- 石油、ガス、電気を問わず、ストーブの上で洗濯物を乾燥させない。
- 消火器はできれば家庭内に2~3台備え付け、いざという時困らないように使い方を習得しておく。
※ 家庭用消火器は、 家庭用消火器は、A=普通火災(白ラベル)・B=油火災(黄ラベル)・C=電気火災(青ラベル)の3色のラベルがついた「ABC消火器」が安心・安全である。
電気火災について
- 電気器具の危険なタコ足配線は、過熱による火災の原因になるのでやめる。
- コードを折り曲げたままその上に重い家具を乗せたり、コンセントをほこりだらけで放置するのも、電気火災の原因になる。
- 冷蔵庫、テレビ、洗濯機等の裏にほこりがたまっていると、出火することがある。
- アイロン、ドライヤー等のスイッチの切り忘れによる火災に注意する。
地震
- 倒れた大型家具の下敷きになり、避難できないケースが多い。大型家具は取付装置等を利用し固定する。
- 食器棚から飛び出した陶器や、ガラス食器等が破損してケガをする。食器棚の扉には、器具を取り付けておく。
- 2~3日分の非常食と、非常用持ち出し袋、大型ポリタンク入りの飲料水を用意しておく。
- 自宅や勤務先の「広域避難場所」とそこまでのルートを調べて確認しておく。
- 大地震発生時の集結場所と連絡方法を、家族で話し合っておく。
- 地震発生時には、まず火の始末をする。(激震の場合はピークが過ぎてから極力早く行う)
- 避難の際は、余震や落下物に備え、防災頭巾等で頭を保護し、外に出る。
- ラジオと予備の電池を常備し、正しい情報を把握する。
- デマや噂にまどわされて、パニックに陥らないように落ち着いて行動する。
傷害
- 一般家庭内での傷害事故には、階段・段差・浴室等での転倒、浴室での溺死、調理中の火傷などがある。
- 手すりを設置したり、バリアフリーにすることで、転倒等を防ぐことができる。
- 幼児以下だけの入浴は避ける。
賠償事故
- 屋根、塀、門などの老朽化に日頃から気を配り、これらの破損や瓦・タイル等の落下により第三者の身体・財物に損害を与えないよう注意する。
- 団地、マンション、社宅等の中高層住宅の場合、ベランダ、出窓等の落下しやすい場所に植木鉢、陶器等を置かないよう気をつける。
- 第三者が近くにいる場所で、ゴルフクラブや野球バットの素振り、キャッチボール、スケートボードでの走行、その他の危険なスポーツを行わない。
- 買い物先の商店やデパートで、高価な商品を破損しないよう注意する。(幼児・子供連れは特に気を配る)
- 飼い犬は鎖でつなぎ、散歩に連れ出す場合は、他人に害を与えないよう注意する。
- 自転車での走行時の第三者への事故(衝突等)、転倒等に注意。
- 自転車での飲酒運転しない。
- 夜道での無灯火走行しない。