釧路支部

【釧路支部】令和6年度 中標津町総合防災訓練に参加

釧路支部

  •  展示訓練 ー

【開催日時】令和6年9月29日(日)9:00~11:30

【場所】中標津町役場北側駐車場

【目的】今年は平成6年10月4日に発生した北海道東方沖地震から30年を迎えるにあたり、防災関係機関等と連携し、防災・減災対策の強化を目的とする。

【訓練想定】標津断層帯による震度6強の地震が発生し、町内各地で被害が発生したとの想定による。

ー 展示体験ブース ー

【開催日時】令和6年9月29日(日) 9:00~14:00

【場所】中標津町総合体育館

参加機関

中標津町、羅臼海上保安署、陸上自衛隊第27普通科連隊、北海道根室振興局、中標津警察署、中標津消防署、中標津消防団、NTT東日本、北海道電力ネットワーク、釧路地方気象台、KDDI、北海道開発局釧路開発建設部、クワザワ、自衛隊帯広地方協力本部中標津地域事務所、ソフトバンク、ドコモCS北海道、防災アドバイザリー北海道/ひがし北海道市民防災サポート、北海道コカ・コーラリテール&ベンディング、北海道総合通信局、北海道損害保険代理業協会、北海道総合研究機構、ムラカミ、尾西食品

中標津町で地震の防災訓練北海道東方沖地震から来月30年

釧路・根室地方で大きな被害が出た北海道東方沖地震の発生から来月4日で30年になるのを前に、

中標津町で29日、地震を想定した防災訓練が行われました。

町長挨拶

北海道損害保険代理業協会釧路支部でも中標津町総合体育館の展示ブース内でブースを設営させていただき参加させていただきました。

平山幹事、田端幹事には前日より中標津で前泊し、中標津町滞在の加茂支部長と対木幹事の4名により1時間半でブース設営をいただきました。

当日は佐藤文紀幹事、阿部幹事、八木原幹事にもご参加いただき、計7名で防災・減災・地震保険の喚起チラシの配布を実施いたしました。

当日準備したチラシの配布は全て配り終わりました。

・防災グッズプレゼント(限定400セット)はすべて配布

・自衛隊カレー無料配布(限定約300食)もすべて完食

1994年10月の北海道東方沖地震では、中標津町でケガ人が117人、家屋の倒壊や損壊はおよそ3500棟にのぼるなど大きな被害が出ました。

町では地震が発生した10月4日を独自の「防災の日」に決めていて、29日は役場の駐車場を会場に4年ぶりとなる総合防災訓練が行われました。

震度6強の地震を想定した訓練には地元の団体などからおよそ60人が参加し、車両に閉じ込められた人の救出訓練や地元の建設会社の重機を使って路上の障害物を撤去する訓練などが行われました。

訓練項目は以下のとおりでした。

1.緊急地震速報訓練・・・緊急地震速報(訓練用)発出<釧路地方気象台>

2.自衛隊災害派遣要請・・・町現地巡回職員及び多数の通報により、町災害対策本部へ被害状況報告、地震の影響で多数の建物倒壊が発生しており、救急救助活動に支障が出ている。町災害対策本部において自衛隊災害派遣要請を検討・決定する。<中標津町・根室振興局・陸上自衛隊>

3.偵察訓練・・・地上偵察用オートバイを使用して偵察、情報収集をする。<陸上自衛隊第27普通科連隊>

4.啓開訓練・・・倒壊した建物や倒木等により通行できなくなった道路のがれきを除去し通行を確保する。<中標津建設業協会>

5.被災車両救助訓練・・・被災して車両内に閉じ込められた要救助者を救助する。※救急車へ収容。<釧路方面本部警備隊・中標津警察署(中標津消防署)>

6.通信確保訓練・・・KDDIにより、車両等による中継基地を確保する。<KDDI>

7.物資輸送訓練・・・陸上自衛隊の車両により輸送された物資を地域防災リーダーと協力して避難所へ搬入する。<陸上自衛隊・中標津地域防災リーダー>

8.倒壊家屋救助訓練・・・倒壊家屋から要救助者を救出する。<陸上自衛隊第27普通科連隊>

9.消火救助訓練・・・地震により発生した建物火災の消火及び建物内に取り残された要救助者を救出する。<中標津消防署・中標津消防団>

10.要救助者吊上げ訓練・・・火災が発生した建物の屋上から要救助者をヘリコプターに吊り上げ、収容し搬送する。<海上保安庁>

また会場に隣接する体育館では防災に関する展示が行われ訪れた人たちは日ごろからの備えの大切さを学んでいました。

当日の会場は大盛況で500名以上の参加があったとのことです。特に子供連れが多かったようです。

大災害が起こった場合、市や消防署、警察、防災関係機関は総力で活動に取り組みますが、同時多発的に119番通報などが入り、道路の破損・ライフラインの遮断などさまざまな要因で迅速は救出活動が行えない状況になる場合があります。

災害の規模が大きくなればなるほど、「自助(自分の身は自分で守る)・共助(力を合わせて助け合い、自分たちのまちを守る)」が重要となります。普段から近隣の方と顔見知りになり、地域での協力を作ったおきたいところです。

この度は、「令和6年度 中標津町総合防災訓練」にご参加いただきました7名の幹事には感謝です。

誠にありがとうございます。お疲れ様でした!

北海道東方沖地震

1994年10月4日午後10時22分ごろ、根室半島の役200キロ、深さ28キロを震源に発生し、釧路市などで震度6、中標津町や根室市などで震度5を記録した。地震の規模は推定マグニチュード(M8.2)。津波は根室市花咲港で173センチなど各地で観測。根室振興局などによると管内の重軽傷者は234人(うち中標津町117人)で、倒壊・損壊した建物は5856棟(同3499棟)、被害総額は388億4400万円(同95億円)。

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